12/10/22 憤懣

11時過ぎよりスタート。

数寄屋橋SAMBOA
HB x2
cognac tesseron lot 60 The Great Smoker
短めの葉巻
優しいBronx Terrace

終電後は客層が変わるね。

■テセロン社
テセロン社は当主のアベール・テセロン氏によって
1905年に設立されました。設立前から氏は古い美術
品やコニャックに精通し、その収集に力を入れていま
した。現在、コニャックでNo.1と言えるほどのコレクシ
ョンを誇ります。

当時集められたコニャックは今でもテセロン社のセラー
に眠っています。25リットルのボンボン(=ガラス製大
型容器)へ移し、ワックスで封をすることで空気との接
触を完全に遮断して保管されていますが、ビンテージ
が記されたラベルは判読不可能な状態にまでなって
おり、このことからも非常に古いコレクションである事
が伺えます。その数は17,000を数え、「LOT 29」や
「LOT 53」など古酒の商品の品質を支えているのです。

1905年の設立と同時に同社はコニャックの生産を開
始しましたが、その品質はとても高いものです。世界
中で商品化されているコニャックの90%がVSや
VSOPだといわれていますが、テセロン社ではこのよ
うな若い商品はリリースしておりません。全てのコニ
ャックの僅か10%に属する、稀少なコニャックの生産
に集中しています。これは創設者アベール・テセロン
氏が収集した莫大な在庫によるものであり、同時に
同社以外では実現できない商品ラインナップであると
も言えます。

なお古酒を熟成させているセラーは12世紀の建造物
であり、シャラント河沿いの立地により湿度が非常に
高いです。熟成にはリムーザンオークや、古いコニャ
ックが熟成されていた樽を使用しており、コニャック
テセロンに深いアロマを加えています。

チャーチルのトレードマークでもある葉巻と共に愛した
コニャック・サボイリザーヴは、もともとテセロン社がロ
ンドンの有名ホテル【サボイ】の為に、つくった限定品。

そのレシピを元に膨大な古酒を巧みにブレンドし、当
時チャーチルがサボイホテルで嗜んでいた「サボイ・リ
ザーブ」を完全に再現、LOT 60ということからも分か
る通り、中身の原酒は全て1960年以前のものが使
われています。

当時チャーチルが愛飲していたコニャックの味わいを
楽しむだけでなく、もちろんシガーにもベストマッチし
ます。これまでにシガーと相性の良い数々の蒸留酒
がリリースされてきましたが、まさに決定版と言って
も良いのではとインポーター自慢の逸品です。しかし、
このコニャックは、チャーチルに愛されたテセロン社
だからこそ、つくりだせたのは事実。

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