何故泣ける

溢れる昭和感。
日本で作ったカントリーという捩れた存在。

ここがどこなのか どうでもいいことさ
どうやって来たのか 忘れられるかな
土の香りこのペンキの匂い
壁は象牙色 空は硝子の色

夜をつかって辿り着くまで
陽気な唄を吐き出しながら
闇へとつっぱしる火の車
赤いお月様と鬼ごっこ

ここは前に来た道
川沿いの道
雲の切れ目からのぞいた
見覚えのある町

お前の中で雨が降れば
僕は傘を閉じて濡れていけるかな
雨の香りこの黴のくさみ
空は鼠色 恋は桃色

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です