日別アーカイブ: 2016/01/14

tsubolabo 第3回 9月25日『Jazz The New Chapterの立役者分析』柳樂光隆

E.S.Tからmeldahへ繋がるドラム音の変化。
roy haynesのドラムは現代でも通用する。

抑圧されていて、頭で打たない(ずらす)。
これはD’angello以降に許容されている。

ドラムに比べベースプレイヤーに日が当たら
ないが、シンセベースの需要はある。

GlasperのLovely Dayにおけるドラムとベー
スパターンの変化。

tsubolabo 第2回 8月21日『今ジャズにおける「だましリズム」』田中教順

・poly-rythm
Aaron Goldberg

・拍の±
Gretchen Parlato – Batterfly
6-8-8-6
Jason Lindner – Now vs Now より Big Pimp
9/8と4/4が交互に来る。(前者が8分が1つ多い)

・変拍子
Avishai Cohen – Pinzin Kinzin
4/4で16分を4-5-4-5-4-5-5(合計32)で取る。
Robert Glasper – G and B
9/4を2/4-5/4-2/4と取るが真ん中の5/4を
5/8(倍の単位)x2と取る。
Tigram Hamasyan – Vardavar
4/4を16分で5-5-3-5-5-4-5で取る。
ViJay Iyer – Human Nature
3-3-4-3
(これは4333、3433、3334と変化可能)

・Micro Timing
Jose James – Save Your Love For Me
even timingなのかshuffleなのかの揺れ。
フラムショット/ジャンベの発想か。

・Metric Modulation
Moose the Mooche
遅6拍-早3拍-遅3拍-早4拍

tsubolabo 第1回 7月3日『ビバップは今ジャズに受け継がれているのか?』大谷能生

jazzの作曲者という観点でRobert Glasperは残
るがMarsalisは残らないのではないか。

30年代にアメリカの音楽が集約化(商業化)し、
bpm upに伴いダンスミュージック化が進む。
当時のヒットミュージックが”swing music”だ
った。

charlie parkerは作曲数が多く、現在でもスタ
ンダートとして残っている。
楽曲のコードは上記swingの物を使用し、jazz
におite”作曲家”という存在が顕在化される。

その後ドミナントモーションの深化(=bepop化)
に伴い非ダンスミュージック化する。

—–

glasperが子供の頃に聴いていた

A Tribe Called Quest – Midnight Marauders
J.Dhilla

がhiphopに置けるdelayや、drumn bassのrythm
が今jazzで表現されている。

—–

beatlesはdominant motionが無いのでjazz化し
づらい。hiphopも同様にjazz化しづらい。

# 「ドミナント モーション」は日本でしか通用しない
用語
と知って驚く。